山 行 報 告
2011/11/3   丹沢・大山川    メンバ:酒井、新村、根来、他1名 記録:新村


社の横で準備 微妙なバランスで 酒井さんリード 懸垂下降の準備 下社の紅葉



【記 録】

伊勢原駅で待ち合わせ。今日は根来さん、酒井さんと酒井さんの友人の4人でアイゼントレ。
 いろいろあってケーブルカーを使おうとしたが、始発は9時で1時間待つことになるので諦めて歩くことにする。 女坂から関東ふれあいの道を経て、二重の滝下の社の脇で装備を整え遡行開始。

 二重の滝は思いの外水量が多く、左壁を登ることにし、酒井さんがリードして友人が確保する。左壁は出だしが苔むしたスラブ状で、中間から上が脆い凹状で浮石が多い。

 下から見ていても難しそうで緊張するが、酒井さんは難なく抜けて立ち木でビレイの準備に入る。

 私は出だしのスラブ、途中のもろいスタンス、最後のつっぱり、どれも時間が掛り大分お待たせしてしまった。最後に登った根来さんが滝上に抜けたのは、飛んできたのではないかと思うほど、あっという間だった。

 続いての滝は根来さんに確保してもらい、簡単な水流沿いをアイゼンの爪を効かせて上がる。小滝を登りきり一本とったところで、ちょうどお昼。

 その先はチョックストーンの涸れ滝になっているようだが、滝までは斜面の崩落があったのか、岩がゴロゴロしていて昔と様相が変わったようだ。F1の高巻きに思いのほか時間が掛ったうえに、この先も浮石が多そうなので今日はここまでとする。

 立ち木を支点に2回の懸垂で二重の滝下まで下り、帰りは満員御礼のケーブルカーに乗って帰る。懸垂時のザイル繰り出しと下降とのタイミングが難しい。

 次は観光客に見られても恥ずかしくないくらい、スムーズに懸垂下降したい。